日本最古の炭酸温泉「のもん湯」
国内でも希少な炭酸泉の湧出地として知られる野母崎。
最新の研究によって、その温泉が約1億年前の恐竜時代と約4万年前の旧石器時代からの産物であるということがわかってきました。
まず、炭酸泉に含まれる「泡」。
これは約7500万年前~1億年前の恐竜時代の地層由来のものである可能性が非常に高くなっています。
野母崎を含む長崎半島南西エリアは大型のティラノサウルスを含む数多くの恐竜化石が出土していますので、絶滅した恐竜から「泡」が生まれた可能性もあるのです。
また、お湯は約4万年前の旧石器時代の雨水が起源であることが判明。
巨大なマンモスが闊歩し、古代人が石器を使い始めた頃に生まれた水が数千万年の歳月を経て、温泉としてわき出しているのです。
野母崎のユニークな地形が生んだ宝物。
その温泉にゆっくり浸かりながら「恐竜」と「マンモス」という太古の世界に想いを馳せてはいかがでしょうか。
※参考文献:地域で活かされる長崎大学の知vol.14
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- 泉 質
含鉄 / 二酸化炭素-マグネシウム / カルシウム-炭酸水素塩泉
- 効 能
高血圧 / 動脈硬化 / 慢性皮膚炎 / 冷え性 / 疲労回復 など
- 効 果
自律神経に直接作用し、リラックス効果を高め、ストレス解消につながります。